仰木監督逝去

近鉄ファンだった時期がある1人として、やはり仰木氏が作った基礎は無視できません。あの「10.19」があって、3連勝から逆転されて日本一を逃した1989年。野茂・阿波野という両看板+守護神赤堀、金村義明・ブライアント・石井浩郎のクリーンアップなどいったスターを抱え(時代にずれがあったらごめんなさい)、近鉄では数少ない黄金期を支えた監督でしたから。2001年にリーグ制覇を成し遂げたときには、その頃現役で戦ってた選手がコーチになってましたからね(ヘッドコーチが真弓氏だったことに関してはつっこまないでください)。
監督経験のあるチーム同士が合併して、その初年度監督に選ばれたのも、何かの巡りあわせだったのでしょうか。原監督には期待してるものの、しばらくはこういうユニークな監督は出てこないだろうな…。
ずっとネタにできずにいた話ですが、今年1年を代表する漢字は「愛」に決まったそうです。そういう意味では、今年はファンから「愛され」、まだまだ活躍を見たいと思わせる人が亡くなった印象が強い年でした。