2005年のアイドル界を振り返る

今年アイドル界ででかかったニュースといえば、やはり「サーヤインパクト」とスフィアリーグになるんでしょうか。サーヤインパクト=入江紗綾に対する印象はid:powerful:20051104#Saryaにまとめましたので、そちらも参考にどうぞ。

アイドルベストナイン2005

野球のベストナインに見立てて、今年印象的だったアイドルを列挙してく企画。

では解説開始。
由佳ちゃん:いろんな意味でクリーンヒット。それでも紺野さん以上に熱が上がらないのは、たぶんファッションモデルでも通じたかもしれない見た目の影響か…?
乃南ちゃん:今年はなんたってウォーターボーイズのサードヒロインという、異例の抜擢に見事に応えてくれましたからね。いつもと正反対のキャラだし、純粋一途乙女心*1豊かなコメディリリーフということで、苦労も多かったと思います。
莉奈ちゃん:今年デビューした中でも、飛ぶ鳥を落とす勢いという表現がぴたりとはまるであろう躍進ぶり。タイプとしては五十嵐亮太みたいな速球派か。どことなくごっつぁんに似たルックスも好印象でした。
矢口:モーニングをクビになるというピンチから一転、バラエティ進出で新境地へ。できれば、中澤姐さんくらいのペースで歌も続けてほしかったり、一人称「おいら」も復活させてほしかったり。
いそっち:CSの野球中継でマネージャーとして活躍。ファイターズにもこんな人ほしい。
綾女ちゃん:同い歳のアイドルは、早くから活躍してた桐村萌絵ちゃんをはじめ、疋田紗也ちゃん、早瀬あきなちゃん、さゆなどと逸材揃いなので、代表で選出。
みきてぃ:オスカーにいるのが惜しいと思わせるくらいの人材。綾女ちゃんと合わせて、先日のヤンサンはごちそうさまでした。
長澤さん:avexへの移籍から始まる歌の話題性で。気が向いたらアルバム買うかも。
瀬戸ちゃん:野田社長の下にいながらバストヴォリュームは平均的。それだけでも逆にインパクト充分なんですが、「オールスター感謝祭」の名物企画・赤坂5丁目ミニマラソンでの活躍だったり、「はるか17」でのライバル役だったり、今年は恵まれた年だったと思います。西川兄貴と親密な仲だったことには、正直驚いた。
かすみ:グラビアで復調したと思った矢先の結婚発表。来年はアンチホークスを決意した人も少なくないと思います。私がそうだもん。
ゆず季:いつの間にやらはまってたタイプ。せっかくblogがあるなら、「アイドル芸能社」のレポ以外の話も聞いてみたい。
類家さん:「しーたく」での活躍を評価してDHに。


来年ブレイクしてほしい(=少なくともアイドルファン全域に名が知れてほしいという解釈でお願いします)人ですが…福留佑子ちゃん、小林万桜ちゃん、加藤理恵さんあたりかな。あと、今年は大学受験で仕事を控えめにしてた桜木睦子ちゃんの復調も心待ちにしております。

スフィアリーグに対するあれこれ

まず、私の立場は嫌悪派。これが、ファミ通編集部も巻き込んだ伊集院光氏主催の草野球とか、前述の瀬戸ちゃんのマラソンとか、趣味の延長程度だったら楽しめるのですが、本気の仕事になってしまうとなぜか萎える。

  1. ガッタスカレッツァへの追従姿勢
  2. 女子サッカーの認知度
  3. DDゆえの悩み
  4. 思い入れを深める場の有無

あたりが主な理由でしょうか。

      • まず理由1。
        これ、みんなでよーいドンで始めた企画だったらもう少し乗り気になれたのかもしれません。ところが、もともとが袴田吉彦さんの趣味から発展したチャクチャクは別としても、他は深く考えずに乗っかってきたように見えてしまうんですよね。
      • そして理由2。
        第2回アテネオリンピックでの活躍で、女子サッカーも世間に広く知られるようになった気がします。そこで生じる今さら感というものが消えません。
      • 理由3。
        好きなアイドルが各地に分散してると、どこを応援していいのかわからなかったり、また、他のスポーツ同様、相手チームの好プレイを讃えたりしたら、専属ヲタに袋叩きに遭わないか心配だったりするんですよ。これもある種の排他感でしょうか。
      • 理由4。
        野球だったら、気になるアイドルをかき集めて、チームを組んで、対戦にかけて…と、パワプロが思い入れを深める場の1つとして機能してくれますが、架空の選手で楽しめるサッカーゲームがないじゃないですか。そこも多少は影響してるはず。

もちろん、自分が野球好きだからというのも理由2.5くらいにはなってるのかもしれません。オスカーもフットサル参入を表明したそうですが、できれば一般社会人に混じってくれた方が気が楽かも。理由3から通じる心境ですね。

*1:TWO-MIXのKISSでは、こう書いて“かんじゅせい”と読ませる。