How to use SEXY

訳せば“男のオトし方”とでもなるでしょうか。ごっつぁん2年半ぶりのアルバム、もちろんバイト先でフラゲしました。
“歌を聴かせられるアイドル”から“ハロプロの絶対的ディーヴァ”への換装にとりかかった中でのアルバムなので、全体的にダークというか、今までカレーピラフを作ってたのを、ことこと煮込んでカレーライスにしてみたような印象を受けました。
ただ、色香というチョバムアーマーを着けて身動きが取れなくなったアレックスという真逆の印象もあり、それはごっつぁんが本来持っている「自然体」を否定してまでやるようなことではないと感じました。なので、ハロプロメロウマスターことAKIRA氏が「WOW 素敵!」を持ってきたことに驚きと安心をおぼえました。年1曲くらいは、こういうスクランブルみたいなノリがあってもいいと思うし、その方が昔からのファンを置き去りにすることもないと思います。
また、収録された10曲全てがオリジナル=内輪カバーがない点は評価しますが、ディーヴァを目指すのであれば、やはり「外」の作家さんもどんどん起用してほしいわけで。小春ちゃんを通じてつながったパイプを、他にも活かせばいいのに。