ヤホークス馬鹿なの?と言い出してほぼ1週間。

まさか、うちも馬鹿なの?と言われる側になろうとは誰が想像したか。
糸井放出の一報を聞いて驚かなかった野球ファンがどれくらいいるか。
あのダル様すらありえないともらしたという、そんな一大事ですが、では両球団はどんな意図でこのトレードを受け入れたのか、個人的に妄想してみた。

対象選手について

ファイターズからは、糸井(外野、愛されるアホの子)と八木(投手、3年周期の活躍も期待したほどではなく)
オリックスからは、木佐貫(投手、ひょっとしたら内海とジャイアンツの2枚看板になってたかもしれない)、赤田(外野、元ライオンズ)、大引(遊撃)という内容。
去年の推定年俸ベースで見ると、1.9億+24百万:5千万+5千万+58百万と、オリックスがもう1人分くらい赤字。

ファイターズにとっての有利不利

  1. 盤石とは言えない先発陣
    今年もある程度計算できるのは武田勝とウルフくらいで、そこに故障明けのケッペル、確変終了の危機もありえる吉川、1軍2年目の中村勝が続くはず。さらに補欠で多田野とか矢貫あたりか。そこに実績充分な選手が1枚加われば、安定感とか保険という点で厚くなるのは間違いない。
  2. 遊撃手の後継者問題
    金子>飯山>>>>中島、杉谷 な現状を考えれば、壁を低くできる人材がほしいと思うのは自然な話。年齢バランスとか考えたらちょうどいいのが大引なので、実は現役の三番打者を放出してでもほしかった本命はこの人なんじゃないか?というのが自論。
  3. 打線の迫力低下
    前任の梨田監督時代から、堅打力のあるメンバーを揃えてワンチャンスを大きく膨らませる、いてまえビッグバンと呼んでもおかしくない打線を形成。脚と長打の2面で警戒しなければならない選手が敵に回るというのは、かつて秋山幸二を送り出したライオンズにも似た緊迫感に襲われることは必至。

オリックスにとっての有利不利

  1. 外野のリーダー誕生
    それまで主力を張っていた面子がのきなみ不調で、いろんな選手を入替えて試した感もする去年。そこにどしんとした核が1人加われば、それだけで打線も落ち着く。
  2. 先発要員の確保
    ただでさえ寺原にFAで逃げられて、西、フィガロの後が金子、井川、東野くらいしかいないという非常事態。中山は?という声が聞こえてくるだろうけど、どんでんが先発失格とか言ってただけに、監督が変わっただけでは、それこそ去年の吉川みたいな確変なんてめったに起こらないわけで。そんなんならトライアウトで平井とか採らずに若いの連れてきた方が夢あったんじゃね?とも思うのだが(^_^;


あくまで適当に書き連ねた「感想」なのであしからず。