「仮面ライダー THE NEXT」見てきました。

しかし、県内じゃ利府町でしか上映してないとかありえないんだけど。「恋空」、バイオハザード、「HERO」ロングランあたりは仕方ないとしても、もったいないとは思わないのかと小一時間。


この日付の段階でまだ見てない人のために説明すると、今回は

  1. 都市伝説
  2. ノロボット
  3. リジェクション

がキーワードになってます。リジェクションと聞くと、一文字の生死を気にする人がいるかと思いますが、彼は今回も死にません。ヒントとしては、“死にたくても死ねない身体”でしょうか。スプラッターホラーの要素で引っぱった前半に対して、真相が明かされてからは涙腺が活発になり、決戦シーンでついに泣いてしまいました。私がうお座AB型だから涙になったのかもしれませんが、井上脚本を理解できる人なら解ってくれるはず。
感想をまとめると、山村貞子をヒントにしながら、仮面ライダーとしてのアクションや悲劇性もきっちり見せ、前半と後半のテンションの差も、さすが敏樹(いい意味でも悪い意味でも)と言わせる話でした。
ただ、敏樹は石田未来ちゃんの扱いが乱暴だとかいう印象すらあっさりふっ飛んでしまうような問題点もいくつかあったわけで。
ひとつは、施設への意見。PG-12ということは、やはり「カブト」や「電王」あたりからしか知らない子どもたちも見る可能性があるわけなので、予告で「エクスクロス」みたいなの見せられたらトラウマになりゃしないかと心配でした。事実、ホラーが苦手な身なので、昨晩は全く寝れなかったわけで。
もうひとつは白倉への苦情。スタッフロールが終わった後の、ぱちんこ仮面ライダーの露骨な宣伝はありえない、いや許せない、どっちだろう。とにかく、あれのせいで無駄に評価を落としてる気がします。