2010年のアイドル界を振り返る

まずは、ごめんなさい|(_ _)|
いきなり何事かと思ったかもしれませんが、1年間で印象的だったアイドルを、野球のベストナインに見立てて紹介する企画が、今年はポジションを全て埋められなかったことに対するお詫びです。
原因はと言われればただ一点、
AKBが日なたの芸能界を占拠しちゃった」から。
去年からの隆勢ぶりは、ハロヲタとして見れば覇権転移、界隈全体として見れば新機軸、そんなように見えたこともありました。今年に入って、話題性は頂点に近づいた感もあり、ほぼ毎週、どこかの雑誌に誰かが顔を出し、新曲が出れば全国行脚の握手会があり、夏前には選挙があり、姉妹団体も続々と立ち上げられ、と、飽きさせない工夫と言えば聞こえはいいのですが、実際やりすぎなんじゃないかと思うようになりました。
たとえば、今年、私が第一次ブレイクと呼んでいる、アイドルファン全域に広く知られるようになったグラドル、何人言えますか?
誰も思いつかないと答える人が多数だと思ってます。
U−15上がり世代最後の逸材かもしれない、村上友梨ちゃんと佐山彩香ちゃん、ミスマガジンファイナリストでは久々にグラビアで映える体型だった日向泉さん、他にも相川聖奈ちゃんなど、いい素材はいっぱいいるのに、揃って伸び悩んでるのが現状。政治力の差と言われれば、受け取る側には何もできませんが、せめて、10年前の、なっちもいいけど優香さんも捨てがたい、そんな選択の余地はあってもよかったんじゃないでしょうか。このままでは、あと3〜4年後には、歌手系だけでなく、アイドル界全域が冬の時代にさらされ、さりげなく名曲だらけのアイドリング!!!、イージスジャンプでインパクトを与えたももいろクローバー、MAX、dream、sweetsの後継者を目指しているらしい東京女子流も、共倒れになってしまうのではないかという心配が、なかなか消えません。唯一明るい話題ともいえる、スマイレージ日本レコード大賞新人賞受賞も、実は枠が余って、おこぼれでもらえたんじゃないかという邪推がよぎってしまうくらいです(^.^;;

そら、みんな舞台演劇やAVに流れるよね。

春菜はなちゃんと星野飛鳥ちゃんのAV転向については、驚きのあまり、開いた口がしばらくふさがらず、特にはなちゃんに関しては、今年第一次ブレイクをはたせるアイドルの上位候補だと思っていただけに、だいぶ傷つきました。しかし、ありのままの姿をさらすことになる世界なので、スタッフやファンの熱意は、実は日なたのファン以上なのかもしれません。恵比寿マスカッツがCCレモンホールを満員にできたくらいですから。この秋から始まったOKB24も、ここに続くような勢いを見せてほしいな、と、最後は若干の絶望を込めて〆とします。